1. 「たんぱく質30g」って、ぶっちゃけどうしてる?私の素朴な疑問から
「たんぱく質、もっと摂りましょう!」って、健康系の情報を見ているとよく耳にしますよね。特に、筋トレをしているわけでもない私が、「1日たんぱく質30g」なんて目標を立ててみた時、「これ、どうやって達成するんだ?」と頭を抱えました。だって、プロテインに頼りっぱなしだと、ちょっと味気ないし、お財布にも優しくない時がありますよね。
私と同じように、「もっと手軽に、もっと楽しく、たんぱく質を摂りたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな私の日々の試行錯誤の中から見つけ出した、**「プロテインに頼りすぎない、たんぱく質30g達成のコツ」**を、こっそりお伝えしちゃいます。
プロテイン至上主義から抜け出す!
正直、私も一時期はプロテインシェイカーが手放せない時期がありました。でも、毎日同じ味だと飽きちゃうし、正直、ちょっと割高感も否めません。それに、せっかくなら食事からもバランスよく摂りたい、という気持ちが募ってきました。
そこで私が目をつけたのが、**「日常に潜む、意外な高タンパク質食品」そして「発酵食品の底力」**でした。これらの食品を上手に組み合わせることで、無理なく、そして美味しく、たんぱく質30gを目指せるようになったんです。
2. 意外と盲点!?私の「たんぱく質30g達成」の秘密兵器たち
プロテイン以外でたんぱく質を摂ろうとすると、「鶏むね肉!」「卵!」みたいなイメージが強いかもしれません。もちろん、これらも素晴らしい高タンパク質食品です。でも、毎日同じだと飽きちゃうし、料理する手間もかかりますよね。
そこで、私が普段から意識して取り入れている、ちょっと「ズラした」食品たちをご紹介します。これらを活用すれば、もっと楽しく、もっと簡単に、たんぱく質30gに近づけるはずです。
2-1. 【ニッチ攻め1】発酵食品でたんぱく質ブースト!腸活も兼ねて一石二鳥
「発酵食品って、腸活のイメージが強いけど、たんぱく質も摂れるの?」って思った方、大正解です!実は、発酵食品の中には、たんぱく質が豊富に含まれているものがたくさんあるんです。しかも、発酵の過程で栄養が吸収されやすくなっていたり、腸内環境を整えてくれたり、まさに一石二鳥なんです。
- 「味噌汁」の奥深さ再発見:
- 正直、味噌汁って毎日飲んでるけど、改めてたんぱく質源として意識したことってありませんでした。でも、味噌は大豆から作られているので、植物性たんぱく質の宝庫なんです。
- 私の味噌汁アレンジ術: 普段の味噌汁に、さらに**「油揚げ」や「厚揚げ」をプラスします。これだけで、一気にたんぱく質量がアップ!さらに、「乾燥わかめ」**も実は少量ながらたんぱく質を含んでいるので、具だくさんにすることで満足度も高まります。
- 具材にもよりますが、油揚げや厚揚げをたっぷり入れた味噌汁なら、一杯で3~5gくらいのたんぱく質は気軽に摂れます。朝食にこれ一杯で、手軽にたんぱく質をチャージできます。
- 「納豆」はやっぱり偉大!ちょい足しで飽きさせない工夫:
- 納豆がたんぱく質の優等生なのは、もはや常識ですよね。でも、毎日同じ食べ方だと飽きてしまうことも。
- 私の納豆ちょい足しリスト:
- 「しらす」: カルシウムも一緒に摂れるし、風味も豊かになります。
- 「温泉卵」: とろーり卵黄が絡んで、さらに美味しさアップ!たんぱく質もグッと増えます。
- 「ツナ缶(水煮)」: 缶詰なので手軽だし、たんぱく質をがっつり摂りたい時に重宝します。納豆1パック(約7g)にツナ缶半分(約8g)を加えれば、手軽に15g近くのたんぱく質が摂れちゃいます。
- 「キムチ」: 発酵食品同士の組み合わせで、腸活効果もアップ!ピリ辛で食欲も増進します。
- これらのちょい足しで、納豆だけでも一食で10g以上のたんぱく質を摂ることは、全然夢じゃないんです。
- 「チーズ」は種類が豊富で楽しい!:
- 乳製品のチーズも、種類によっては驚くほどたんぱく質が豊富です。しかも、そのまま食べられる手軽さが魅力ですよね。
- 私が注目しているチーズ:
- 「カッテージチーズ」: 脂肪が少なく、たんぱく質が豊富。サラダにトッピングしたり、クラッカーに乗せたりと使い勝手がいいです。100gあたり約13gのたんぱく質が含まれています。
- 「パルミジャーノ・レッジャーノ(粉チーズ)」: 少量でも旨味が強く、料理にコクとたんぱく質をプラスできます。サラダやパスタ、スープなど、何にでもかけちゃいます。大さじ1杯(約5g)で約2gのたんぱく質が摂れます。
- おやつ感覚で、カッテージチーズをフルーツと一緒に食べたり、スープに粉チーズをたっぷりかけたりするだけでも、たんぱく質摂取量がグッと上がります。
2-2. 【ニッチ攻め2】「魚の缶詰」を侮るなかれ!手軽さと栄養価のバランス◎
「魚って調理が面倒…」そんな風に思っていませんか?私もそうでした。でも、魚の缶詰は、そんな悩みを吹き飛ばしてくれるんです。開けてそのまま食べられる手軽さ、そして驚くほどの高タンパク質。しかも、骨まで食べられるものも多く、カルシウムも一緒に摂れるのが嬉しいポイントです。
- 「サバ缶」はもはや定番中の定番だけど、アレンジが無限大!:
- サバ缶が優秀なのは、もはや説明不要ですよね。DHAやEPAといった良質な脂質も摂れるのが魅力的です。
- 私のサバ缶活用術:
- 「サバ缶サラダ」: レタスやきゅうり、トマトなどと一緒にサバ缶を乗せるだけ。ドレッシングも和風から洋風まで何でも合います。これだけで、一食で約15g以上のたんぱく質が摂れます。
- 「サバ缶とキノコのアヒージョ風」: オリーブオイルとニンニクでサバ缶とキノコを炒めるだけ。簡単なのに、まるでバルで出てくるような一品に。
- 「サバ缶味噌汁」: 意外かもしれませんが、味噌汁にサバ缶を入れると、魚の旨味が溶け出して、深みのある味わいになります。
- 「イワシ缶」もコスパ最強!:
- イワシ缶もサバ缶に負けず劣らずの高タンパク質食品です。しかも、サバ缶よりも比較的安価なことが多いので、家計にも優しいのが嬉しいポイント。
- 私のイワシ缶活用術:
- 「イワシ缶サンドイッチ」: 食パンにイワシ缶とスライスチーズを挟んで焼くだけ。手軽な朝食やランチにぴったりです。
- 「イワシ缶とトマトのパスタ」: イワシ缶のオイルとトマトソースを絡めるだけで、簡単に美味しいパスタが作れます。
2-3. 【ニッチ攻め3】地味だけど使える!「練り物」と「乾物」を再評価
「練り物」や「乾物」って、普段あまりメインの食事として意識することはないかもしれません。でも、実はこれらも、手軽にたんぱく質を補給できる優秀な食品なんです。
- 「ちくわ」や「かまぼこ」:
- おでんや煮物のイメージが強い練り物ですが、実はそのまま食べても美味しいんです。
- 私の活用術:
- 「ちくわキュウリ」: ちくわの穴にキュウリを詰めるだけ。ちょっと小腹が空いた時のおやつにぴったりです。ちくわ2本で約5gのたんぱく質が摂れます。
- 「かまぼこスライス」: わさび醤油でシンプルに。おつまみ感覚でたんぱく質を摂れます。
- 手軽にパクッと食べられるので、間食にもってこいです。
- 「高野豆腐」:
- 煮物のイメージが強い高野豆腐ですが、そのたんぱく質の量には驚かされます。しかも、食物繊維も豊富なので、ダイエット中にもおすすめです。
- 私の活用術:
- 「高野豆腐の卵とじ」: 戻した高野豆腐をめんつゆなどで煮て、卵でとじるだけ。ご飯が進む一品です。
- 「高野豆腐チップス」: 戻して水気を絞った高野豆腐を薄切りにして、オーブントースターで焼くだけ。カリカリとした食感で、ヘルシーなおやつになります。高野豆腐1枚(約16g)で約8gのたんぱく質が摂れます。
3. 私の1日の「たんぱく質30g」達成モデル(とある日の例)
実際に私がどんな感じでたんぱく質を摂っているのか、具体的な1日の献立例をご紹介します。もちろん、これはあくまで一例なので、皆さんのライフスタイルに合わせて自由にアレンジしてみてくださいね。
- 朝食:約15g
- 味噌汁(油揚げ、わかめ入り): 約5g
- 納豆(ツナ缶半分、温泉卵ちょい足し): 約10g
- (気分で食パン半枚)
- 昼食:約10g
- サバ缶サラダ(サバ缶半分、レタス、トマト、キュウリ): 約8g
- カッテージチーズ(ミニパック): 約2g
- (おにぎり1個)
- 間食:約5g
- ちくわキュウリ: 約5g
- 夕食:約15g
- 鶏むね肉のソテー(100g): 約23g ※この日はオーバー気味に摂取
- 厚揚げの煮物: 約5g
- ご飯: (適量)
合計:約45g
この日のように、意識して高タンパク質食品を取り入れると、意外と簡単に目標の30gをクリアできるんです。特に、朝食と間食で工夫することで、無理なくたんぱく質を補給できています。
4. プロテインを「補完的」に使う考え方
ここまでプロテインに頼らない方法をお伝えしてきましたが、もちろんプロテイン自体を否定するわけではありません。むしろ、忙しい時や、どうしてもたんぱく質が足りない時に、**「補完的な役割」**として活用するのは大いにアリだと考えています。
例えば、
- 時間がない朝に、手軽にたんぱく質を摂りたい時
- 筋トレ後に、効率よくたんぱく質を補給したい時
- 普段の食事だけでは、どうしても目標量に届かない時
こんな時に、プロテインは非常に心強い味方になってくれます。私は、プロテインを「頼りすぎない」というスタンスで、上手に付き合っていくのが理想だと考えています。
5. 私がたんぱく質を意識して良かったこと
「たんぱく質を意識して摂る」という習慣は、私の体にとって本当に良いことばかりでした。
- 肌や髪の調子が良くなった気がする:
- たんぱく質は、肌や髪、爪などを作る材料になるので、その変化を一番実感しています。乾燥肌だったのが少しずつ改善されたり、髪にハリが出てきたように感じています。
- 小腹が空きにくくなった:
- たんぱく質は消化に時間がかかるため、満腹感が持続しやすいんです。以前は、食後すぐに小腹が空いていたのが、今は間食の回数が減りました。
- ダイエットにも良い影響があった:
- たんぱく質をしっかり摂ることで、筋肉量の維持にもつながります。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になるという話も聞きますよね。実際に、体重の大きな変化はなくても、体脂肪率が少し下がった気がしています。
- 気分が安定するようになった:
- これは個人的な感覚かもしれませんが、たんぱく質が不足すると、なんだかイライラしたり、気分が落ち込んだりすることがありました。しっかり摂るようになってからは、比較的落ち着いて過ごせるようになった気がします。
これらの変化は、あくまで私個人の感想ですが、きっとたんぱく質を意識するだけで、皆さんの体にも良い変化が訪れるはずです。
6. たんぱく質摂取を続けるためのマイルール
「継続は力なり」とは言いますが、無理なく続けるためには、自分なりのマイルールを決めることが大切です。私が実践しているマイルールをいくつかご紹介します。
- 完璧を目指さない:
- 「毎日30g絶対に達成する!」と意気込むと、たまに達成できなかった時にモチベーションが下がってしまいます。私は「だいたいこのくらい摂れてたらOK!」くらいのゆるい気持ちでいます。たまに達成できなくても、「ま、いっか!」と切り替えるのが大切です。
- 好きなものを組み合わせる:
- どんなに体に良くても、美味しくないと続きません。自分の好きな高タンパク質食品や、アレンジ方法を見つけて、楽しみながら続けることが一番です。
- 「ながら食べ」で意識を高める:
- 例えば、テレビを見ながらちくわを食べたり、デスクワーク中にカッテージチーズをつまんだり。何かをしながらでも、手軽にたんぱく質を補給できる食品を常備しておくのがおすすめです。
- 新しい食材にチャレンジしてみる:
- マンネリ化を防ぐために、たまにはスーパーで新しい高タンパク質食品を探してみるのも楽しいです。思わぬ発見があるかもしれません。
7. まとめ:一歩ズラした「たんぱく質生活」で、もっと健やかな私へ!
いかがでしたでしょうか?「たんぱく質30gを1日で摂る」って聞くと、ちょっとハードルが高く感じるかもしれません。でも、今回ご紹介したような「一歩ズラした」視点で、発酵食品や魚の缶詰、練り物などを上手に活用すれば、プロテインに頼りすぎずに、無理なく、そして美味しく達成できることがお分かりいただけたかと思います。
健康維持のためには、ただ単にたんぱく質を摂るだけでなく、その質や、他の栄養素とのバランスも大切だと感じています。私と同じように、日々の食生活の中で「ちょっとした工夫」をすることで、皆さんの健康がさらに良い方向に向かっていくことを願っています。
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