はじめに:運動ゼロの私が「あれ?疲れにくくなったかも?」と感じるまで
みなさん、こんにちは!「たんぱく日和」へようこそ。 突然ですが、私は昔から、正直なところ「運動苦手」「体を動かすの嫌い」なタイプでした。仕事はデスクワーク、休日は家でまったり…そんな生活を送っていたので、常に感じていたのが「なんか、いつも体がだるいな…」「すぐに疲れちゃう…」という疲労感でした。
「疲労回復には運動が良いって聞くけど、なかなか続かないし…」 そう思っていた私が、ある日ふと気づいたんです。 「あれ?最近、以前より体が軽くなったかも?」「朝、スッと起きられるようになった?」と。
実は、私が意識的に変えたのは、日々の**「食生活」**でした。 特別なことは何もしていません。運動も相変わらずゼロ(笑)。でも、ちょっとした工夫をするだけで、こんなにも体が楽になるなんて!
今日は、運動ゼロの私が体験した、疲れにくい体を作るための食生活の【意外な秘訣】を、実体験を交えながらご紹介します。きっと、あなたも「これならできるかも!」と思えるはずです。
秘訣1:朝食を「抜かない」から「選ぶ」へシフト!
「朝食は食べない派」でした、昔の私。 「時間ないし、別に食べなくても平気だし…」と思っていましたが、これこそが疲労の原因だったと今ならわかります。朝食を抜くことで、午前中の集中力は続かず、お昼にはもうクタクタ…なんてことになっていたんです。
そこでまず変えたのは、「朝食を食べる」こと。でも、凝ったものは作りません。いかに手軽に、そして「質の良いものを選ぶか」にシフトしました。
1-1. コンビニ活用術:菓子パンから「たんぱく質+食物繊維」へ
時間がない朝に頼りになるのがコンビニですが、選び方を間違えると逆効果。以前は「手軽だから」と菓子パンを選びがちでしたが、これをやめました。
- やめたもの:菓子パン、おにぎり(白米のみ)、甘い飲み物
- 選ぶようになったもの:
- ゆで卵、サラダチキン、プロテイン飲料:手軽にたんぱく質を補給できます。たんぱく質は筋肉だけでなく、体を作るすべての材料になるので、不足すると疲れやすさにつながります。
- ヨーグルト(無糖)+グラノーラ(少量):腸内環境を整え、食物繊維も摂れます。腸内環境が良いと、栄養の吸収効率もアップし、疲れにくい体づくりに役立ちます。
- 具沢山味噌汁(フリーズドライでもOK):温かいものは体を温め、代謝アップに。フリーズドライでも、ワカメや豆腐が入っているものを選べば、手軽に栄養補給できます。
これらを組み合わせることで、たんぱく質と食物繊維を意識して摂れるようになりました。菓子パンからこれらに変えただけで、午前中の体の重さが全然違うことに驚きましたね。
1-2. 「液体」と「固形」のバランスで胃腸に負担をかけない
「朝からガッツリは無理…」という日もありますよね。そんな時は、無理に固形物を詰め込まず、液体と固形のバランスを意識するようになりました。
- 「時間がない」「食欲がない」日:
- プロテインドリンク+バナナ1本
- 豆乳や牛乳ベースのスムージー
- 「少しゆっくり食べられる」日:
- ヨーグルト+ゆで卵+野菜ジュース(加糖でないもの)
- 全粒粉パン(少量)+サラダチキン
この柔軟な考え方が、朝食を継続できた秘訣です。胃腸に負担をかけすぎないことも、疲れにくさにつながると実感しています。
秘訣2:ランチは「なんとなく」から「意識的に」シフト!
ランチは、仕事中だと特に「手近なもので済ませる」となりがちですよね。私も昔は、コンビニ弁当や外食の揚げ物定食ばかり選んでいました。でも、午後になると眠くなったり、体が重くなったりするのは、ランチの内容が大きく影響していたんです。
そこで、ランチも**「意識的に選ぶ」**ようにシフトしました。これも、完璧を目指さず、できる範囲で工夫しています。
2-1. コンビニ弁当は「幕の内」か「蕎麦・うどん+具材」
コンビニ弁当を選ぶ際も、選び方を変えるだけで大きく変わります。
- やめたもの:カツ丼、唐揚げ弁当、パスタ(具材が少ないもの)
- 選ぶようになったもの:
- 幕の内弁当:複数の品目が少量ずつ入っているので、バランスが取りやすいです。揚げ物よりは、煮物や焼き魚が入っているものを選びます。
- 蕎麦やうどん+追加具材:単品の蕎麦やうどんだけだと、炭水化物に偏りがち。そこに温泉卵、わかめ、鶏肉などを追加することで、たんぱく質や食物繊維をプラスできます。
- サラダチキン+カット野菜+おにぎり(玄米・もち麦入り):自分で組み合わせることで、よりヘルシーに。ドレッシングはノンオイルか少量に。
2-2. 外食では「定食」を味方に、一品プラスの工夫
外食の際も、定食メニューを積極的に選ぶようになりました。
- 居酒屋ランチなど:焼き魚定食や煮魚定食など、メインが魚や豆腐料理のものを選び、ごはんの量を少なめにしてもらいます。
- 中華料理店:麻婆豆腐定食や八宝菜定食など、野菜や豆腐がたっぷり入っているものを選びます。
- 私の追加工夫:もし可能なら、**「ミニサラダ」や「ひじきの小鉢」**などを一品プラスして、野菜や海藻類を補うようにしています。
「完璧にバランス良く」は難しくても、「これならヘルシーかも」という視点を持つだけで、午後のパフォーマンスが格段に上がったのを実感しました。
秘訣3:間食は「NG」から「良質な栄養補給」へシフト!
「ダイエット中だから、お菓子は絶対ダメ!」と我慢するほど、反動でドカ食いしちゃう…私もこのパターンでした。でも、間食を**「良質な栄養を補給する時間」**と捉え直すことで、無駄な食欲が抑えられ、疲れにくさにも繋がっていきました。
3-1. 小腹が空いたら「ナッツ」か「チーズ」を味方に
以前はクッキーやチョコレート、スナック菓子に手が伸びていましたが、これらをナッツやチーズに置き換えました。
- ミックスナッツ(無塩):少量でも満腹感があり、不飽和脂肪酸や食物繊維、ミネラルが豊富です。特にアーモンド、クルミ、カシューナッツは、ビタミンEやマグネシウムなど、疲労回復に役立つ栄養素も含まれています。
- チーズ(プロセスチーズやカマンベールなど):たんぱく質やカルシウムが豊富で、血糖値の急上昇を抑えやすいです。少量でも満足感があるので、おすすめです。
これらは持ち運びも便利なので、仕事の合間や移動中など、小腹が空いた時にサッと摂れるのが良いところです。
3-2. 甘いものが欲しい時は「高カカオチョコ」か「ドライフルーツ」を少量
「どうしても甘いものが食べたい!」という衝動は、人間なら誰でもありますよね。そんな時は、高カカオチョコレートかドライフルーツを少量だけ摂るようにしました。
- 高カカオチョコレート(カカオ70%以上):ポリフェノールが豊富で、カカオの苦味が満足感を与え、食べ過ぎを防ぎます。血糖値の急上昇も抑えやすいと言われています。
- ドライフルーツ(無添加・砂糖不使用のもの):食物繊維やミネラルが凝縮されています。レーズンやプルーンなどは、鉄分補給にもなりますが、糖質が高いので食べ過ぎには注意が必要です。
これらを「おやつ」ではなく「必要な栄養補給」と捉えることで、罪悪感なく、むしろ積極的に取り入れられるようになりました。結果的に、変な時間に甘いものをドカ食いすることが減り、体の重さも解消されていきました。
これだけは知っておいて!私の「疲れにくい食生活」ニッチな心得
ここまで、私が実践してきた食生活の改善ポイントをご紹介しましたが、最後に、もう一歩踏み込んだ「ニッチな心得」をいくつかお伝えしたいと思います。
心得1:水分補給は「お水」が基本!冷やしすぎない工夫も
「水を飲むのが大事」というのはよく聞きますが、私は**「何を、どう飲むか」**も意識するようにしました。
- お水が基本:ジュースや甘い清涼飲料水は、糖質の摂りすぎになるだけでなく、血糖値の乱高下でかえって疲れやすくなることがあります。カフェインの摂りすぎも、睡眠の質を下げ、疲労につながる可能性があるので注意が必要です。
- 冷やしすぎない:特に夏場でも、極端に冷たい飲み物ばかり摂ると、内臓が冷えてしまい、消化機能が低下することがあります。常温の水やお茶をこまめに飲むように心がけています。
- 「のどが渇いた」と感じる前に:一度にガブ飲みするのではなく、コップ一杯ずつでもいいので、こまめに水分を摂るようにすると、脱水症状を防ぎ、体の巡りも良くなります。
体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、酸素や栄養が細胞に行き渡りにくくなります。これだけでも、疲労感を感じやすくなるので、地味ですが大切なポイントです。
心得2:たまには「ゆるっとファスティング」を取り入れる
これは毎日ではありませんが、週末など、時間に余裕がある日に**「ゆるっとファスティング」**を取り入れることがあります。 「ファスティング」というとハードルが高そうですが、私の場合は「夜ご飯を早めに済ませて、翌日の朝食を軽めにする」程度の、とてもゆるいものです。
- 例:前日の夕食を19時までに済ませ、翌日の朝食は8時以降に、スムージーや温かいスープなど、消化に良いものにする。
- 目的:胃腸を休ませることで、消化にかかるエネルギーを節約し、体の回復を促す。
週に1回、月に数回程度でも、胃腸がリセットされて体が軽くなるのを感じられます。無理なく、ご自身の体調に合わせて試してみてください。
心得3:完璧じゃなくてOK!「できたこと」を褒める習慣
一番大切なのは、これら全てを**「完璧にやろうとしない」こと**です。 「今日は外食で食べすぎちゃったな…」 「朝食、結局菓子パンになっちゃった…」 こんな日があっても、全然OKなんです!
私自身も、いつも完璧にできているわけではありません。でも、そんな時は「今日は仕方ない!明日また意識してみよう」と、自分を責めずに前向きに捉えるようにしています。
そして、「できたこと」に目を向けて、自分を褒めてあげましょう。 「朝食、ちゃんと食べたぞ!」 「間食をナッツにした私、えらい!」 こんな小さな「できた!」を積み重ねていくことが、モチベーションを維持し、食生活を継続する一番の秘訣だと実感しています。
まとめ:食生活は「魔法」じゃない、でも「未来の私」を助ける土台
いかがでしたでしょうか? 運動ゼロの私が「疲れにくくなった」と感じるようになったのは、特別な魔法ではなく、日々の**「食生活への意識の変化」**でした。
今回ご紹介した秘訣は、どれも今日から始められるものばかりです。
- 朝食を「選ぶ」:手軽にたんぱく質と食物繊維を意識
- ランチを「意識的に選ぶ」:コンビニや外食でもバランスを意識
- 間食を「良質な栄養補給」にする:ナッツや高カカオチョコで賢く満足
そして、「お水が基本」の水分補給、「ゆるっとファスティング」で胃腸を休ませること、そして何よりも「完璧を目指さず、できたことを褒める」というポジティブな心がけが、私の「疲れにくい体」を支えています。
食生活の改善は、すぐに劇的な効果が出るものではないかもしれません。でも、毎日の積み重ねが、確実に「未来の私」の体を作っていく土台になります。 「なんとなくダルい」「いつも疲れている」と感じているなら、まずは食生活に目を向けてみませんか?
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